top of page

「ロボットと人間」石黒浩 を読んで

執筆者の写真: snackvirtualsnackvirtual



有名な石黒先生の最新の著書を読んだが、非常に多くのヒントがあった。

やはり自分だけで考えていたのでは、世界が狭い。


多くの気づきがあったのだが、備忘録として書き留めておきたい


「私は近い将来、アンドロイドが人の発言や行動に心を感じるようになることは可能になると想像している」


彼の考えでは、心は相手に実際にあるかどうかではなく、人間が相手に心を感じるかどうかで決まるようなので、アンドロイドが心を持つわけではなく、「心があると感じさせることができる」ことは可能であろうと言っているわけだ。

つまりこれはプログラミングでも可能だと思われる。


心がプログラミングできるということは、欲求/欲望や感情もプログラミングできるということである。

私はここは当初「不可能」と切り捨てたところだが、先生の言葉で再度考えてみようと思うようになった。


タッチパネルによる対話


タッチパネルによるコミュニケーションが充分対話として成立することを示している。

これはアンドロイド相手でも人間同士でも同様。

ここで思ったのは、対話はラリーのようにリズムが必要であり、そのリズムを保つためには、例えばキーボード入力ではなく、タッチパネルのような速度のある入力が必要なのではないかと思われる。

また人間側の発言に対して、実際に発声させることが重要と思われる。

残念ながらCeVIO AIでは男性の声が現在はないが、2023年には発売になるそうなのでこれを使用したい。

入力装置として音声認識は多くの技術者が実際に動作させているので、これは彼らの活動に任せ、私は入力装置としては、キーボード/タッチパネル程度にとどめ、その内側の研究をすることにする。





閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page