未来館に石黒先生のアンドロイドが展示されているということなので、行ってみた
大変失礼な言いぐさだが、かなりがっかりしたのは事実だ
このロボットはいまから50年前くらいの古いものではないかと感じてしまう
動くたびにがちゃがちゃと音がしてやかましい
例えば腕が動くたびに身体が揺れる
つまり慣性が制御できていないのだ
とても人間の動きとは言えない
メカ的な弱さ、遊びの多さ、制御の甘さがありすぎる
展示に値しない
このアンドロイドも確かに顔はこんな感じだが、口パクの動きしかない
人間は話すときに顔面の多くの筋肉を使い、これがすべて連動しているのがわかる
個別制御なので、人間の動きのような「統一感」がなく、
ただただ口パクをやっているのがわかる
ただ、プロモーションビデオはときにハッとするような人間らしい動き
(例えば瞬きをするとか)の映像があった
私はアンドロイドを作ることが目的ではないが、少なくとも現在の最先端はこのレベルではないと思う
この程度の展示しかない科学館はかなり残念だ
今度は上野の国立科学博物館に行ってみよう
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